サラリーマンにオススメ! 株式投資を始める前に読む2冊!

株を始める前に

こんにちは。yukinariです。

別の記事でも書いていますが、
私yukinariはビジネス本をメインとした読書が趣味の一つです。


加えてこのブログのメインテーマの”復業(副業)”で一番に思い浮かぶものと言っても良い、
「株取引」については実際に取引もしていることもあり、
関連する書籍は日頃からチェックする様にしています。


実際、右も左も分からない中で適当に始めた株取引ではありますが、
株に関連する書籍を読み漁る事である程度の浅い知識はついていると思っており、
少なからず勉強にはなっていると自負(?)しています。


同じ様に株取引を始めたばかりのサラリーマンの方、
又はこれから株を始めてみたい!と思っている方へ
私が読んだ本を忌憚のないレビューでご紹介していきたいと思っていますので、
参考になれば嬉しいです。


この記事ではまずは2冊をレビュー&紹介していきます。

1冊目:投資で一番大切な20の教え
    賢い投資家になるための隠れた常識 著 ハワード・マークス

◇オススメ度:★★★★★

◇こんなサラリーマンにオススメ
・株を始めたばかり、又はこれから株を始める方

概要

《本書は、私の投資哲学の声明文である》
《私の狙いは、読者がこれまでに触れたためしのない投資に関するアイデアや思考方法を伝えることにある》

●どうしたら投資リスクを限定できるのか
●コンセンサスと別の見方をする理由とは
●市場環境が芳しくないときに、損失を最小限に抑えるには
●絶好の投資機会を見つける逆張りの考え方とは
●ミスプライシングが起こりやすい非効率市場を見つけるには
●マーケット・リターンを上回る「成功する投資」を達成するには

■バフェット大絶賛!
「極めて稀に見る、実益のある本」

amazonより

1冊目:見どころ&読んだ感想

【見どころ】
世界一の投資家と呼ばれている一人でもあるウォーレン・バフェット氏が
オススメする一冊であることに加え、この本の著者でもあるハワード・マークス氏も
運用資産800億ドル以上を誇る投資会社:オークツリー・キャピタルファンドの創業者であり、
長年の運用経験を踏まえ、長期間でのリスク管理と二次的思考を持ったバリュー投資について
解説している一冊。


《読んだ感想 by yukinari》
著者が創業したファンドの顧客に向けたレターをまとめている事もあり、
株初心者の私にとっても非常に読み易かった。


どうすれば勝てるか?を教える本ではなく、
ゼロサムの世界と言われる投資における群集心理も踏まえたリスク管理、
及び”この業界は好調だし、この企業は増収が見込める”といった
一次的思考ではなく、一時的思考を踏まえて現在の株価に対する評価、市場コンセンサス、
今後の起こり得る事象といった「二次的思考」でのバリュー投資について
わかりやすく解説しており、株初心者の私にはとても勉強になった。

又、

ずっと買わずにいた最後の一人が買った時、相場はピークに達する。


というこのフレーズ、
この本でも取り上げられている群衆が過ちを犯すという理論について
短期、中長期いずれも当てはまると思うが、個人投資家は良いカモにされない様に
如何にしてこれを避けるかを常に考えて行動する事を考えさせられた。

成功、勝ちの定義は期間と各投資家の考え方により様々なので
総じてのコメントは難しいものの株の世界は決して甘くはない。

莫大な資金を運用している証券会社がいる中で
一個人投資家として運用しているという事を認識し、
常にリスク管理をしっかりして投資に臨みたいと思わせる一冊でした。

ご興味ある方はぜひ。

2冊目:株の鬼100則  著 石井 勝利

◇オススメ度:★★★★☆

◇こんなサラリーマンにオススメ
・株を始めたばかり、又はこれから株を始める方

概要

株価は教科書通りに動きません。

だからこそ、それをどう見切ってどう売買すれば、個人投資家が「勝てる」のかは、経験の中に蓄積されます。

証券会社のアナリスト等ではなく、一個人として60年間市場に対峙してきたからこそ語れる「株で勝つ100則」を百戦錬磨の個人投資家が語ります。

amazonより

2冊目:見どころ&読んだ感想

【見どころ】
鬼100則シリーズの株版。

100則なる形で見出しにそれぞれ株取引の格言や一般常識について
丁寧に書かれており、初心者にも非常にわかり易い1冊。

相場の動き、銘柄選び、売買タイミング等、
一般的な株取引についての大枠を捉えており、
これから株取引を始めようと思う方にはオススメ。


《読んだ感想 by yukinari》
鬼100則シリーズの株版。

私自身はこのシリーズを読んだことはなく、
初めて手に取りましたが、基本的に見開きでの2ページで1則としており、
内容はともかく、読みやすく振り返り易い。
又、内容の充実度も満足でいる。


株初心者向けの本は沢山ありますが、
何かこう視覚的に絵が沢山盛り込まれているけれど内容が充実していない、
又は文のみで少し読みにくいものが多い印象。


又、色々と初心者向けの本が出ていますが、
恐らく内容の差分は殆ど無いと思っています。

実際、私が本屋で物色していた際も似た様な本がありましたが、
サッと手に取って買ってみようかな、とまで思わせる様な構成がこの本で、
購入した理由です。

本の内容については特に不満はありませんでした。

個人的に”常に勝つ”といった掲載があり、少し気になりましたが、、、
それを除けば株初心者にとっては良本判定です!


ご興味ある方はぜひ。

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