平凡なサラリーマンが株を始めて10ヶ月までの状況をブログにしています。
その①はこちらから!
目次
ニチレイ(2871) GJ! 頼むよ楽天(4755)!
前回の記事(その④)でニチレイ(2871)の株を購入した訳ですが、
早速、2月の第三四半期決算の発表がありました。
内容は四半期営業利益並びに通期業績見込みも達成できる見込みとの内容もあり、
翌日のマーケットは大幅な伸長!!
その時のチャートが以下の様な感じ。
ニチレイマジグッジョブ!👍
しばらくは保有をしていたいと考えてますので、
とりあえずキープをします。
一方の楽天(4755)です。
半年前の2019年6月は年初来高値:¥1,293をつけていたにも関わらず、
下降の一途を辿り、1月末には¥800台で落ち着いてしまう始末。。。
その時のチャートが以下。
見事な下降っぷりです。はい😂
勿論、売るタイミングは何度もあった訳ですから、
全ては自己責任。。。
よくある一番ダメな投資スタイルとして、
短期で上がると目論み購入したが直ぐに含み損になり、
しばらくしたら戻るだろうとの考えで中長期的な保有に変わってしまい、
しまいには含み損を拡大させる、かつ、別な投資への機会損失まで付いてくるパターン。
これ、ダメ!! 🙅♂️ 絶対!!🙅♀️
私の楽天の取引の例が正にそのパターン。笑
”笑”とか付けてますが、
10万近い含み損を抱えてますし笑えませんね😅
そもそも”どうなったら売るか?”という点に対し、
短期のトレードは四半期決算を跨がない限り、
現実的にはチャートと出来高のテクニカル分析での判断が主になりますが、
中長期は財務状況、先々の見通しといったファンダメンタルでの判断が主となるので
私の楽天の取引の例は全然ダメだった事になります。
実際、楽天の株価を週足チャートでみてみると下記の様な感じ。
年初来高値を付けた2019年6月の週足を見てわかる通り、
やや上ひげ陽線のサインが出ているのと、その前の高値(2019年4月頃)との
ダブルトップも形成されており、いずれも高値圏での発生は反転するサインと言われています。
よって高値をつけた後の数週後のチャートを見て
一旦、利確するのが正解といったところでしょうか。
結果論でもありますが、
中長期的な投資をしたのであれば短期間のチャートで一喜一憂せず、
こういったブログ等にも経過報告は株価を主とするのではなく、
ファンダメンタルズで語るべきですね。
私自身、非常に勉強になりました😂
そして100年に1度のイベント到来へ!!
意気揚々な見出しに見えますがそんなことはありません。笑
皆さんもご存知、コロナウィルスです。
5回にわたって続けてきたこのタイトルですが、
この記事を始めたキッカケも何を隠そうコロナウィルス 。。
100万円を元手に軽い気持ちで株をやってみたら
何とびっくり100年に1度のイベントに遭遇してしまいました。笑
最初の大幅な下落は2/25(火)。
前日月曜(2/24)が祭日休みもあり、
金曜日と月曜日のNYダウの5%近い下落が火曜日に反映された為、
日経平均も5%近い下落となりました。
以降の推移も含めて見ていきましょう!
まずは2/25(火)の終値から、、、
以下のチャート。
このタイミングではうゎっ!¥700以上下落とか、ヤバいな。。。
くらいの感じで何もせず。
”見”に入ります。。。
そして翌日(2/26)僅かに続落からの2/27(翌々日)の終値がこれ、、、
前の週から¥2,000円の下落はヤバない!?とか思いながらも、
特にどうする訳もなく、引き続き”見”。
ここら辺から同日夜のNYダウのサーキットブレーカーが気になり始める
&翌朝のダウの状況が凄まじく気になり始めます。。。
そして更に翌日(2/28)。。。
先週金曜から¥2,800の下落!?
少しくらい回復するでしょ??
このタイミングで売りはないでしょ??
的な事を考え始めます。。。
そんな中、翌週は小刻みに上下する展開で3/5の終値がこれ。
回復するか!?的な安心感が出てきますが、
翌週月曜(3/9)のチャート。。。。
おいおい、2万円割ったよ。。。
どうするよ、これ。。。
続いて3/12。。。
あっさり1万9千円も割るのか、、、、
やばいな、これ。一旦損切りするか。。。
どうしよう。。。
ヤバイ&どうしようの無限ループ。
そして何もしなーい。笑
続いて続いて3/13。。。。
もはや¥1,000の下落が当たり前になってきて、
売るタイミングもわからず、ただチャートをみているだけになってきます。。
続いて3/16。。。
もはやどこで下落は止まるのか、
そして損切りはいつすべきなのか、
マジやばい、しか言葉に出てきません。
からのラスト3/19。。。
アウッ!!
結局、日経平均は1ヶ月足らずで7千円超の下落。。。
そしてyukinariは底値近くでニチレイ以外の株をコッソリと手放していたのであった。。。
売買差益マイナス¥335,100-
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身近なところからの気づきも重要
ツラツラと書きましたが、
私は普段は平凡なサラリーマンをしている事から
コロナウィルスについての情報は中国の旧正月休み前(例年1月末〜2月頭にある休み)に
把握していました。
ですが残念ながら日本はもとより世界にこれほどまで影響を及ぼすとは思いもよらず、
中国での流行を知った時には株についても全部売ってしまう等はすることもなく。。。
タラレバな話ではありますが、
私の様なサラリーマンでもその先の未来を少し深く考えることで
今回の損失をもう少し抑え込むことが出来たともいえるので、
歴史を調べてみる事、日々の情勢変化が株式にとってどの様な影響を与えるのかを
勉強する事が重要と再認識させられてました。
加えてタイミングは別として
もう少し早い段階で手放す事は出来ましたが初心者たるゆえ、
落ちていく株価を見ながら手放すか?、いやでももう落ち着くか?結局ホールド、
からのその夜のNYダウのサーキットブレーカー発動で翌日の日経も続落というループ。。。
結果的にはわずか1ヶ月間で日経平均は30%も下落している訳ですが、
その間も前日比プラスでマーケットが終える日もある為、
私の様な初心者は一旦、持ち直すかな?という思惑にかられ、
売るに売れません。
今思うと電通株なんかは購入価格から20%以上も下落していましたし、
損切りするタイミングはもう少し早く行う必要があったと猛省。。
気づいてみれば底値に近い価格で株を手放す始末。。
株は難しいものです。。。
株取引を始めて10ヶ月の状況報告まとめ 最終報告
という事で5回にわたってお送りした10ヶ月の株取引の結果です。
《保有銘柄:計1銘柄》 ※2020年3月下旬
1. 電通 : –
➡️売却価格 ¥277,200- (100株) 税引後差益:-¥182,800-
2. 夢真ホールディングス : –
➡️売却価格 ¥ 52,600- (100株) 税引後差益:-¥ 27,200-
3. 楽天 : –
➡️売却価格 ¥201,000- (300株) 税引後差益:-¥125,100-
4. ニチレイ :¥307,000- (100株)
【評価損益/余力】
・時価評価額合計 : ¥ 307,000-
(評価損益額 : + ¥ 56,600-)
・余力 : ¥530,800-
¥110万の投資に対し、10ヶ月経過し¥83万7千円。。。
圧倒的マイナスっ!!
地味に巣篭もり需要が見込まれプラスに推移している
ニチレイに助かっている感がありますが、10ヶ月で30万近くマイナスしています。。。
マイナスの結果ではありますが、まだまだ諦めてません!
というかまだ10ヶ月ですし、
逆転に向けて引き続き株取引はやりたいと思います!!
最後に。。。今までの株取引を振り返って
株を始めてから10ヶ月が経過した訳ですが、
メディアや金融アナリストのコメントをみていても悪材料出尽くしで株価上昇、
又は市場予想を下回る結果で株価下落、この二つを言っておけば
なんとかなるんじゃね?と思っていたりします。笑
結局のところ絶対に上がる!みたいな上手い話なんてなく、
将来を正確に当てることなんて勿論できませんから、
今回のコロナウィルスの様な暴落の局面も頭の片隅に想定しつつ、
ある程度のキャッシュポジションは確保して株取引をする事は必須と言えます。
ここら辺は別の記事で取り上げたハワードマークス氏の本が物凄く勉強になります。
詳しくはコチラ。
また、現在の株価と相対的な将来の株価を考える事が重要なのは確かですが、
目先の株価を追いかける手法ではアルゴリズムや莫大な資金で運用している
プロのトレーダーに高々数百万の資金でやっている素人は勝てるわけもなく、
個人投資家が取引の手法で優位に立てるのは保有期間と銘柄選定の2点しかありません。
この二つをうまく駆使して如何に立ち回るか。
そして圧倒的なマイナスを叩き出して何らカッコいいことは言えませんが、
最後に4点だけコメントをして終わりたいと思います。
- 売買ルールを明確に!
- 購入時に自分が考えていたストーリーが崩れたら一旦手放す事も検討!
- どんなときもある程度のキャッシュポジションを!
- 上昇相場は波に乗る!
という事で
ここまで読んで頂きありがとうございました!!
まだまだ株は続けますし、
今後も気分がノったらこんな感じで報告していきたいと思います😎
yukinari
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